生まれ変わったら歌手になりたいなあと思います。
ピアノもギターも弾ける歌手になりたいです。
ただの歌手はいやです。
自由自在に歌を歌える歌手になりたい。
小さい頃なりたかったのは歌手だし、今でも歌うことがとっても大好き。大学の時はバンドをやると決めてた。歌いたかったから。
時を経て、ああ、やっぱり歌手になりたかった。歌を歌いたかったと思ったのはNathanに作詞をしたときでした。
Nathanに「祈り」を作詞をしたとき、お題とともにメロディーが送られてきました。実際本当に歌詞を作成したことなんてなかったので、うんうんうなって作詞をし、そのメロディーに乗せて歌った時に響きがおかしくないか、自分で歌って確認しながら作詞していました。
実際出来上がったものをNathanに歌って聴かせ、Nathanが歌ってみると。。。。
それは、もうまったく別の歌になっていたのです。
自分で歌っていたときは、この歌詞では表現しきれてないとずっと思っていました。でも期限も迫ってきたので、書き直す前に、途中段階のまま一旦合わせることになりました。
歌手が歌手である理由が体にすとんと落ちてわかったのはその日が初めてでした。
Nathanが歌うとまったく違う世界が広がっていて、足りない足りないと思っていたものは、何が足りなかったんだかもうわからなくなっていたんです。
途中段階と思っていたものは、Nathanが歌うともう完成してしまいました。
私は、Nathanの歌に涙しました。自分が書いた歌詞とかもう関係なく、彼の歌に感動したんです。そして、これが本物の歌手なんだってその才能に感動し改めてほれぼれしました。
私も歌いたいって思った。
とても歌いたい。あんな風にうたいたい。
でも、なぜか、Nathanは、私の歌をとっても誉めてくれた。その時だけでなはく、時間が経っても。そして、それは一度や二度じゃなくて。。
それにちょっとうぬぼれたあたしは、じゃあ、今度はデュエットだね!と軽く(でも心の中はかなり本気)言ったら、返事はなかった。。。(笑)歌を誉めてくれたのはお世辞ではないはずだけど、デュエットするほどじゃあないってことね。
はい。
やっぱ、歌の才能溢れる人に生まれ変わるしかないな。
自由自在に歌いたい。
