76 笑顔になる方法

「○○になる5つの方法!」
「○○を選ぶ10の理由!」

とかいうタイトルの方が読みやすいでしょうか?

私なりに、これをするにはこれだ!と
結構断言しているつもりのアロハニアンです。

いつも笑顔で人と接しましょう。
素直なきれいな心でいましょう。
お互いを思いやりましょう。

とか言う、きれいごとだけをいつも言う人があまり好きではないと時々ぶっちゃけています。
いや、経験に裏打ちされないそういう正論があまり好きではないのです。

ちょっと嫌な事があったとか、ちょっと落ち込んじゃってる程度なら
そういう大正論な言葉は効いたりするでしょう。
または、とっても尊敬している人や好きな人から言われたら、
目をハートにして、うんうん!なんて、聞いちゃうんでしょう。
でも、本当に大変な状況にあるときは、笑顔になれない自分と笑顔な自分の間には
膨大な宇宙が広がっていて、あちらとこちらはとてもとても遠いのです。
一瞬そういう人やそういう言葉に救われたとしても、
明日からは変わらない毎日が始まって、笑顔になれない変わらない自分がいるものです。

笑顔でいたい、と、笑顔でいることの間」でも書きましたが、
だから私はフラを踊ります。

私がフラを6年続けきて毎回毎回レッスンで実感するのは、
そんな正論を振りかざさずとも、自然とそうありたい自分になれることです。
フラはこちら側(笑顔になれない私)とあちら側(笑顔の私)を
自然とつないでくれるものなのです。

明日から私は笑顔でいる!素直になる!
というのは、続かないです。

手を動かしながら、体を動かしながら、何かを生み出しながら
その自分の好きな何かの世界に身をおくことで、
自然といろんな心の糸の絡みがほどけて行くんです。

少し似ているのは、湯船に入った瞬間のような感覚でしょうか。
湯船につかって、ふう〜っとなるあの最初の何秒かだけは
どんな嫌なことも少しは薄れるものです。
忘れよう!と思って忘れられることは始めから大したことじゃないですね。

まだ自分の好きなこととか検討もつかない人には気の遠くなる作業かもしれませんが、
なんとか見つけだそうとしてほしいです。
歳を取れば取るほど必要です。

って、こんな悟りのようなことを書きながら、
この前上司にぶち切れて、みんながヒヤヒヤする程怒りを露わにしてしまって
クビになったらどうしようと、結構ドキドキして、
そしたら体調崩してしまって、しっちゃかめっちゃかだった私です。

まだまだ修行が足りませんが、
踊りながら日々おつとめがんばってます。
フラがなかったら、
私はきっと会社員なんて続けてこれなかっただろうと思うのです。

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