この7月でフラ暦丸五年になる。
5年と言えば、結構な時間をフラに費やしていて、
しかも、練習しないでレッスンに行けるようなゆるいお教室ではないため、
それなりに、日々練習を5年間続けてきたわけだけれど、
それでもなお、満足とはほど遠い踊りで、
踊っても踊っても自分の下手さ加減に辟易するし、落ち込むし、
でも、踊っていて飽きるということがないし、
もっともっと学びたい踊りたい、努力したいと思う。
結果も重要だけど、この努力したいと思えるもがあって、
それに時間もお金も費やして、ひたむきに努力できるということは、
きっと何事にも代え難いしあわせ。
私の好きな言葉がある。
「まだ足りぬ 踊り踊りて あの世まで」
歌舞伎役者 六代目尾上菊五郎さんの辞世の句だそうだ。
生活に置いて足るを知る事はきっと重要。
でも、芸事では”足りない”と思えることはしあわせの極みなんじゃないだろうか。
