最近、ずっと聞いているのは松田聖子。
初期の頃のをメインに。
ちょっとハスキーなあの声が大好き。
そして、何より、あの今ではあり得ない、
いや、昔はあんな風に感じていた時代もあったんだろうけれど、
もはやファンタジーの世界とも言えるピュアな恋愛の世界が
いろんな諸々を洗い流してくれる感じ。
松田聖子の歌は、不安なんて何もなかった時代の平和な記憶や
ただひたむきに誰かを好きだったピュアな思いを呼び覚ましてくれる。
恋愛だけじゃなく、働くとか、生きていく上で、
夢とか理想とか希望なんて持つだけ悲しかったりする。
特に、人生の大半を過ごす会社では、見たくない現実だらけ。
夢も希望も描けない場所。
転職も大変だし、どうしようもない状況下で仕方がない、と、
自分の気持ちをわからないようにして、ごまかしながら生きている。
でも、松田聖子の歌で、なんだか、ちょっと封印が解けたというか、
勇気をもらったというか、自分の諸々をそぎ落としたピュアな思いがあらわになって、
もう少し、自分の主張とか思いとか、ごまかさないで生きても
何の問題もないんじゃないかと、少し思えた。
自分の気持ちをごまかさずにひたむきに思いを貫いて生きたい。
会社では難しいでしょう。バカ正直さだけでは、顧客対応はできないし、
いろんな人の絡みや、思惑も理解していなければいけないから。
だから、自分の気持ちを押し殺す癖を、プライベートでは少し解放したい。
