こんな状態で、フラどころではありません。
練習なんてとんでもないし、”踊る”、なんてことは、頭からすっとんでしまっていました。
ただ、今週のレッスンがせまってきているので、思い出さざるを得ませんでした。
正直、フラなんかどうでもいい、と思ってしまいます。
お月謝を支払うくらいなら、現金をためておいたほうがいいのでは?とか、
のんきにフラなんか踊っていられない、とか。。
停電とかあって、外出時に面倒なことに巻き込まれたくないとか。。。
でも、レッスンには行くつもりです。
賭けのようなものです。
私は、フラはダンスセラピーだとこのブログで主張していますが、
今、ショック状態にある自分が踊ることでどうなるのか、
自分を取り戻せるのか。。試しでもあるのです。
取り戻したい。
東京のこの異常な生活用品の品不足や、
食料品の買い込みや、そういった不安を助長させるものに振り回されず
冷静に対処できるようになりたい。
まずは、フラを踊って、自分を取り戻して、自分を立て直す。
それが今の私にできること。
そして、今、頭にあるのは、
これから長く続くであろう不自由な生活を強いられる被災者の方々の心を救う
一つの手段として、ダンスセラピーはとても有効なのではないか、、ということ。
もちろん、避難生活が大分おちついてからの話になりますが。。
まずは必要な物資が少しでも早く行き届いてほしい。
その次は心です。
踊ってなんかいられない、と、反発はきっとあるでしょう。
でも、踊ることで、音楽に触れることで、現実の世界から離れる時間を持つことで、
きっと、みなさんの”心”に少しの違いは出てくると強く思うのです。
