私は、ハワイでハワイ流のヒーリングの極意を学びたかったので、
今、ロミロミを習っています。
ロミロミは、体をマッサージすることで、心をも癒すものです。
凝りをほぐす、というよりは、”エナジーを流す”ことがメインです。
頭から下へ下へ足の先へと流していきます。
施術以前の話で、最初私がとまどったのは、”Prayer(祈り)” です。
癒しを行うのは”個人の私”ではなく、”Ke Akua(神様)” だと教わりました。
私を通してKe Akuaがクライアントを癒すのです。
なので、まず施術前にかならずKe Akuaにお祈りをします。
Ke Akuaに対して、クライアントのヒーリングをさせてもらう許可を得ること。
そしてそのヒーリングにサポートをいただけるようにお祈りをするのです。
祈り。。
昨日書いた“許し”とはまったく違う意味でですが、
私にはこれまたとても難しいものです。
なぜなら、”神様に祈る”という文化や習慣がこれまでの私の人生のなかでなかったからです。
祈れと言われても、祈りの言葉さえ出て来ません。
それよりも以前に、”神様”という言葉自体がやはりなじみがないのです。
神様、と言ったところで、神様は誰なのか、私の中にはしっかりとした概念がありません。
ハワイはキリスト教が根付いていますので、
Ke Akuaはキリストなのだと思いますが、私にはやはりなじみがありません。
八百万の神なら、まだなんとか感覚的に受け入れられますが。。
Ke Akua にお祈りをする。。
とても違和感が今のところまだあります。
”自分を何か上の存在とコネクトすることが、
難しい時代を自分らしく生きていくためのキーになる”と
#17のブログで書きましたが、何か上の存在というのは、
人によっては、キリストだったり他の神だったりするのでしょう。
私は、私にとってのKe Akuaでいいので、つながりたいと思っています。
逆に、つながっていないとハワイのヒーリングの極意を学ぶのはとても難しいでしょう。
なので、最近はだいたいプールで泳いでいるときに、
“Aloha Ke Akua”と、Ke Akua に祈りというか、なんとなく話しかけています。
最近少し、Ke Akuaと声を発することにも、心の中で呼びかけることにも慣れてきました。
この”つながり”を信じたり、感じていないと
“許し”がより一層大変になるのだと思います。
祈り、許し。。
私には修行が必要です。
