277 自由で不思議な夜に思う

アローハ☆

今はとても不思議な時間を過ごしています。

ある局面では今まで体験したことのないとてもヘビーでハードで切ない境遇にあり疲労困憊しているけれど、
一方、これまで変に何かに縛られて、かたくなになっていた自分から解放され
自由でスポンテイニアスで足取り軽やかな自分がいる。

今日は、偶然の話の流れから、全く知らないし全く私の中になかった、
パナマ的手芸のMolaというものを知った。

パナマの民族手芸 モラ(MOLA)

今日は疲労困憊のまま、オフィスに向かいちょっと仕事を片付けて、
帰ってきて公園に散歩に行って、でもひどい頭痛がしていて、
そこでフラを踊るわけにもいかず、
マッサージに駆け込み、背中/肩の固さに驚愕される。
かなり今週はハードだったのです。

マッサージ後、少し楽になったので、
近くのエクセルシオールでお茶していたら閉店時間になって、
もうちょっと考え事をしたかったら、近くのbarに行こうと思って、
そのbarの隣の美容室のオーナーは元気だろうか。。と思いながら歩いていたら、彼に会った!

立ち話をしていたら、久しぶりだったので色々話しに花が咲いて、
ご飯でも行こうということになり、近所のとても気のいいママがやってるメニューが選べない
とてもステキなおもしろい店に行った。

そこで、よしもとばななの「サウスポイント」という小説に出てくる
主人公のキルト作家に影響されハワイアンキルトをやりたいんだと私はなにかに取り憑かれたように語り始め、
(まだやってもいないのに)
そうすると、その美容院の彼が、
彼の亡くなったお母様がやっていた、”Mola”というパナマの手芸の話をし始めて、
それとハワイアンキルトをミックスしたらとてもおもしろいなあと一瞬にして思う。

そしたら、彼のお母さんが持っていたMolaの本を貸してくれた。
大切なお母様の思い出の本を貸していただいて、
なんだかとても恐縮したし、でも、とても嬉しかった。
少し自分が作りたいキルトのインスピレーションが湧いた。
(繰り返し言いますが、まだキルトは一度もやったことがありません!)

帰りぎわに、

「自分が持っているものは自分にとっては大した事ないけれど、人にはすごい必要とされることだったりするんだよね。」
と彼が言った。

私の持っている力で何が必要とされているかはまだわからないけれど
そういうことなんだよね、、と思った。

とても自由でスポンテイニアスで不思議な夜。

なにかに私はとても感謝した。

心から。

アローハ♡

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