10代のころからの夢だった、作詞をするという夢が叶ってしまいました。
しかも、私がずっとファンでずっと私を支え続けてくれていた声の持ち主である歌手の方の曲に、です。
その人の名は、Nathan Aweau(ネイサン アヴェアウ)。
「祈り」というタイトルで、彼のニューアルバム「Aina Hanau」に収められています。
なんということでしょう。
人生は、何がおこるか本当にわからないですね。
昔、こういう記事を書きました。
この記事は、さだまさしさんのお話なのですが、さださんが音楽を始めたきっかけは加山雄三さんなんだそうです。加山さんに憧れてギターを始めた。なので、加山さんがいなければ今の自分はいないとおっしゃっていました。そして、その後、歌手になり、自分のコンサートに加山雄三さんがゲストで登場したとき、本当に感動したそうなのです。そして、一人暮らしで、お金もなくて、一番つらかったあの頃の自分に
「がんばっていれば、加山雄三がコンサートに歌いに来てくれるぞ!」って言ってやりたいと。。
この当時記事を書いた時は、本を出すのが夢で、フォトエッセイ、フォト詩集のようなものを出したいと強く願っていました。残念ながらその夢はまだかなっていませんが、でもこの当時は思いもしなかった、”作詞をする”という、随分前からの夢というか、夢のまた夢過ぎて夢でさえもなかった夢が叶ってしまいました。
ネイサンから詩の依頼を受け、うんうんと書き上げたその時のお話はまた後日書きますが、ネイサンへの詩を書き上げ、CDが発売されて、夢が叶って、私は明らかな”昇華”を経験しました。
あの頃、沼の底にいて抜け出せず、明日が来なければいいと願っていた私に、ずっと光を与え続けてくれたものの一つはネイサンの歌声でした。
その声に詩をつけさえてもらえた。
ミラクルのよう。
あのつらかった時代の私に会いにいって、こう言いたい。
「もう少しの辛抱とは正直いえないわ。かなり長い辛抱がこの先必要だけど、諦めなければ、とーーっても良いことが待ってるよ!」と。
