歳の差なんて関係ないと言っていた彼は、
最近歳の差をアドバンテージとしているようだ。
友達に、”年下の”彼氏が居るって自慢できるね、とか、
今、僕たちの隣で食事してた怒りっぽい女の人は君にジェラスしてるよ。
だって、”若い”ボーイフレンドを連れて、その”若い”ボーイフレンドに優しくされてるから、とか言って来る。
いや、若けりゃいってもんじゃないし、経済力も包容力もないあなたといて、あたしゃ、時々、いやたいていの場合ベビーシッターしてる気分なんだけど。
と思いながら、軽くスルーした。
そして、横にいるお肌つるつる、ぴちぴちの彼を見ると、母親と間違えられたらどうしようという恐怖といつも戦っていることも、スルーしておいた。
これが年の功というものなのでしょうか。
