愛されているとはどういう状態でしょう?
私は、やはり愛されているというのは、
”恋人”から愛されることを一番に思い浮かべます。
それが欠けているために、他のすべては全く意味がないように思えることもあります。
いくらハワイの美しい景色を見たって、
いくらハワイの美しい花々を目にしても、
となりに恋人がいなければ、すべて意味がないとさえ思ってしまうほどです。
フィジカルに隣に誰もいない。
でも、あのパズーのようなナウシカのような目をした、かなりワイルドな彼は、
私の目に見えない何かをぎゅっと息ができないほどに抱きしめ、
それを心底愛でてくれ、”きみの全てを信じている”と言ってくれました。
その目に見えない何かは、きっと、”たましい”とか呼ばれるものなのだろう。
”たましい”を抱かれてしまったら、
ちょっとね、くらくらして普通の生活を送るのが大変ムズかしいですわ。
彼のその行為は、”愛”以外のなにものでもありませんでした。
私は愛されている。
私も彼を愛している。
こんな形の愛され方、愛し方もあるんだと、
とても幸せに感じると同時に、
やはり隣にフィジカルに彼がいないことに、
涙がこぼれる。
