頭ではわかっているけれど、
ちょっと処理しきれない感情があり、
マカプウのヒーリングプールへバスに乗って行ってきました。

マカプウビーチの一角にあるヒーリングプールは
古代よりハワイの人が心身ともに病を抱えている人の浄化をする場所でした。

今でもヒーラーやロミの施術者など、
自分自身の滞りを流すため、ヒーリングプールを訪れています。

ヒーリングプールにつき、
すぐチャントを唱えようと思ったのですが、気持ちが落ち着かないので、
しばらくずっと海を眺めていました。
落ち着いたところで、チャントを２つ唱えて、
海水に足を浸しました。

私のロミの先生は、”自分の中に滞っているネガティブな感情が波とともに流されるイメージをして”と
言いますが、私は上手くできた試しがありません。

ヒーリングプールに行ったから、一気に何もかも流されて、
ああ、もうあたし何の問題もない！新しい自分に生まれ変わったわ！
という劇的な感で癒されることはないでしょう。

実際、まだ、私は処理しきれない想いがあります。
でも、その想いに対する緊迫度が下がったとは言えるでしょう。
とても海水が気持ちよくて、天気も良かったし、
目に映る海の青がこの上なく美しく、
体が感じる感覚にひたっていると、
そのどうしようもなかった気持ちは、少しどっかへ行ってくれます。

自分がネガティブな想いに苛まれるとき、
重要なのはそれを一気に取り除こうとしないことです。
爆発しない程度に、緊迫してる状態のテンションを下げること。

それを手を変え品を変えやっていくのです。

最初は、自然に身を任せるのが一番いいです。
言葉が介在すると余計傷ついたり意固地になったりするので。

目に映る風景が違うだけでも気分は変わります。

まず、心を何とかしようとするのではなく、
体からアプローチするのです。