クプナとはハワイ語で年長者や先祖を意味します。
ハワイは、じいちゃんばあちゃんが言うことは正しく、
先祖代々受けつがれてきたことがとても大切だった昔の日本と同じように、
”クプナ”が非常に大事にされています。
私のロミロミのクラスはもうすぐ終わります。
ロミロミというか、ハワイアンスピリチュアルクラスと言った方がいいでしょう。
私と先生は多くの時間をメディテーションや祈り、ホオポノポノに費やしましたから。
ロミロミそのものの技術は時間的に1/3程度だったでしょうかね。
先日のクラスで、最後の仕上げを確認するために、
最後の実習をする予定でしたが、練習台の人が来ず、
二人でこれまで習ったことの復習の時間になりました。
去年の5月から始まったこのスピリチュアルクラス。
「最初は何を学んだか覚えてる?」との会話から始まり、
話はかなり壮大な展開になっていきました。
その壮大な話の一部は、かなりエキサイティングで素晴らしいことなので、
これから先生にインタビューしながら文章に書き残して行きます。
ブログで公開できるかどうかは微妙ですが。
その中で先生が、
「ロミロミは君のものでもないし、僕のものでもない。僕のクムのものでもない。
クプナから僕のクムのクム達が受け継いで来たものを、僕のクムから僕に伝えられ、
今僕がこうやって君に伝えている。そして君もまた誰かに継承していくんだよ。
君が今後どういう活動をしてくかわからないけれど、どうか愛をもって伝えて行ってほしい。」
と言った瞬間に、私はなぜか号泣しました。
その時は、理由は分かりませんでした。
たぶん、そこに、クプナの存在を感じたからなのだと思います。
そして、そこに私の日本のクプナもいてくれたこともわかりました。
ハワイのクプナから大事な大事なものを受け継いだこと。
日本のクプナがハワイへと導いてくれたこと。
そろそろ、私は、私なんてまだまだ、という変な謙遜を捨て、
伝えて行く側にならないといけないというメッセージでもあったように思います。
