#85 初めての形の愛を知るハワイ

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私には心から愛している人がいます。

彼に恋をしていた時期がありました。
彼の恋人になりたかった。
あの腕に抱きしめられたかった。
彼から愛されたかった。
You are the one.と言われたかった。

でも、それは叶わなかったし、これからも叶うことはない。

彼を恨んだこともありました。
ムカついて出会ったことさえ呪った時期もありました。
あんなに一緒にいても彼が私に全く興味を持たないことにプライドが傷ついたりしました。

でも、いろんな時を経て、今、私は彼を心から愛しています。

それは、もう恋人になりたいとかそういう愛ではありません。
いや少しはまだこころのどこかで思ってるけど、
恋人になれなくても、もうどうしようもないというか、
いろんな事を経て尚、彼のことを愛してやまないのです。

時に友達であり、時に父親のようであり、時にどうしようもない弟のようであり、
時に尊敬する偉大な人であり、時にメンターであり、時に親戚のおもろいおっちゃんであったり、
とにかく一緒にいて私は楽しかった。

この前はは、偶然に彼と深い深い話をした。

なぜか涙があふれてとまらなかった。泣いてはいません。
ただ涙が溢れてきたのです。

でも、私も彼もそんなことは気にも留めず話つづけました。

私は私の心の中で、”I LOVE YOU. I LOVE YOU”と言う言葉が
ずっとリピートされてるのを聴きました。

私は彼を愛しています。

彼と出会ってからの日々はホオポノポノそのものでした。
一緒にたくさん笑って、たくさん学んで、大いに議論を交わしたり、
いつのまにか、まっしぐらにまっすぐに全身全霊で彼に恋をして、
でも立ち直れない程に傷ついたり、出会ったことさえ呪ったり、
バカにしてみたり、恨んでみたり。。
それから祈ることを覚えたり、ものすごい自分の蓄積していた闇と戦ったり、
ジェラシーの処し方を必死で考えたり、実行してみたり、
不得意な許しについて試行錯誤したり。。

彼と出会って、恋をして、あり得ないほどに傷ついて、
でも、その過程で、知らない間に、まだかなり残っていた蓄積されていた闇が昇華されていたのです。

この先もどう転んでも彼が私を恋人として愛することはないでしょう。

それでも、いいのだと、思いました。

好きとか恋とかそういう次元を超えて、私は彼を愛している。
ときどき胸が痛む。
でも、それでもいいのだと、納得しました。

こんな形の愛もあるんだね。

涙がでる。
でも、愛さずにはいられないから仕方ないのです。

ビタースイートで潔い諦め。

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