249 アロハなおばちゃん店員に売り子の極意を見た

アローハ☆

キルトを始めたいので、
簡単なキルトセットのキットを買って
とりあえず始めてみようと思って、とあるショップに行ったのです。

どれがいいか必死で見ていた時のこと。

とても明るいアロハな感じのおばちゃんの店員さんが、
「どういうのをお探し?」と訪ねてきたので、
「初めてなので簡単なものを探してます」と言ったところ、
「初めて?!!初めてなら、キットを買って自分でやっても無理だからワンデーレッスンに来なさい。」
と、チラシを持ってきて
「あなたの家の近くならここがいいわね。行ってみなさい!」
なんて言われて、私が持っていたキットは奪い取られ、元のカートに納められてしまった。

何でもいいから、キルトを始めたい今、今この時にすぐ始めたかった私は若干イラッとしたものの
ワンデーレッスンに行く気まんまんだ。

あのおばちゃん店員は、私がワンデーレッスンに来て生徒になれば、
キットを一つ売るより儲かるなんて計算はしていなかっただろう。
第一、レッスンに来なさいといって来る確立なんて誰にもわからない。

何かを買おうとしてる客に買わせないというのは、
抑圧された欲求を満たすためにもっともっと欲しくなり、
ワンデーレッスンどころか教室の生徒になってしまうくらいの効果を発揮するものなのかも。

ただ、そんな計算をまったくされているような人ではなく、
「あ〜、買ってもムダよ。続かないわよ。本当にしたいなら実際に習おう方がいいわよ」
というアロハな心が伝わったので、ワンデーレッスン行ってみようかな、なんて素直に思ったのかもしれない。

アローハ♡

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