心が乾いて空虚な感じ。
長い間会社員を続けている人によく現れる症状です。
心が乾いていると、
人のことが良くみえたり、 じぶんを卑下してみたり、
なんだか全部おっくうになったりして、人生を楽しめなくなってしまうのです。
そして、自分のことも見失いがちです。
自分がどういう人間かさえわからなくなってしまう。
心が乾いている状態というのは、”自分の人生を生きている感じがしない状態”と言えると思います。
なので、その心のかさかさを滑らかにし、乾いた心に潤すには、
自分を取り戻して、自分の人生を自分の足でしかと生きている実感を取り戻すことが必要です。
そのためには、自分を額縁に入れる作業が必要となるのです。
自分を額縁に入れるとは?
もちろん、自分は額縁に入りません。
自分の好きなものや、自分の考え、思いを額縁に入れる。
つまり、その辺に散らかっている自分自身のかけらを、
少し装飾してあげて、見えやすく分かりやすくするのです。
写真なら撮りっぱなしじゃなく、作品集のようにしてみるとか、
絵ならそれこそ文字通り額縁にいれてみるとか、
何か言いたいことがあるなら、ブログに書いてみるとか。
自分の思いや技術をその辺にほっぽり出していないで、装飾してあげる。
自分のことって、自分のことなのに、見えていないものです。
ふと自分を見失ったり、したときに、目に見えて認識しやすいようにしておくのです。
いずれはエア額縁になる
自分感が薄れたり、心が乾いてるときは、せっせと作品作りをして額縁に入れて行こう。
そのフィジカルな自分の好きな物たちを額縁に入れて
ああ、自分ってこういう物が好きなんだなあ、こういう人間なんだなあと認識できるようになると、
自然とそれらはいずれエア額縁になります。
その人をぱっと見て、何か雰囲気あるなあ、とか
なんかステキな人だなあと思う人って、
その人が何かその人独特の世界観をまとってるからなんですね。
その世界観、空気感がその人の額縁になっているんです。
そのエア額縁は、あたな自信をステキに見せるとともに
心の乾燥を防ぐ働きもしてくれますよ。
アローハ♡
