I am Hula.
クムフラ(フラの先生)サニーチン氏は自身をそう表現しています。
”私は、フラである” と。
何者かになりたい。
というのは、私の長年の夢でした。
あなたは何者か?と聞かれたときに、
I am Hula.
と自然と口から言葉がでてくるほどに、
フラをもっとごくごくと飲んで吸収したい。
それが私の夢の一つです。
今は、I am Hulaと書く事でさえおこがましくて手が震えます。
私はまだちゃんと踊れさえしないし、Hulaのことを知らないも同然だからです。
昔は、なんとかレーターとか、なんとかナーとか、なんとかニアとか、なんとかティストとか、
そういう肩書きがある人がうらやましかった。
自分の技術で生きている感じがして。
私は、”しがない”サラリーマン。。
しがなくはないのにしがないと言いたくなるのはなぜ?
サラリーマニストとかにすればしがなくなくなるんでしょうかね。。
でも、最近わかったんです。
私はそんな肩書きはいらないんです。
私は自分がフィットする場所にいたい。
ただ、それだけ。
フラはもう私の一部であるということは言えるけれど、
「私は何者かって?私は、フラそのものです。」
とは、答えられないですね。
そんなの自分でも笑っちゃうくらいです。
フラダンサーですとはまあ言えるでしょう。
実際そうですからね。
もっとフラを私に〜。
ネットでは学ぶことは限られている。
というか、ネットでは学べない。
本屋に行っても私の欲しい情報はない。
学びたい事はクム(フラの先生)の中にある。
ハワイの大地、風、山々や、海、自然の中にある。
最近は、日本にいても質の高いフラが学べます。
ハワイに行ったからうまくなる、ということはまずないでしょう。
でも、今あるものと違うものが学べることは確かでしょう。
私はもっとフラのある生活をしたのです。
ただそれだけ。
「フラのある生活」
そのための準備を始めるのです。
I am Hula.という言葉については、また明日語りましょう。
アローハ♡
ハワイ発 フラのある生活 |
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杉原 祥子
小学館 2002-03 |
