私がちいさなしあわせを感じることができる理由。
それは、とてもしあわせじゃない時期があったからに他なりません。
ずっとなんの問題もなければ、しあわせについて考さえもしないでしょう。
いくら食べても太らない人がダイエットのことなんか考えた事がないように。
でも、まあ、生まれてから死ぬまでずーっとしあわせ、って人はいないはずで、
人生のとある地点でつらいことや耐え難いことが起こって、
とてもつらい時期があるはずです。
その時期が長ければ長い程、心はかたくなになって
なかなかしあわせを感じにくい、しあわせが入って来づらい体質になります。
その石のように固くなってしまった心をどうやって溶かしていくのか?
ほぐすには、鉄則があります。
「他力ではなく、自分の力でなんとかしようと試行錯誤すること。」
です。
最初は、誰かに癒してもらうのもいいです。
いろいろ相談に乗ってもらったり、話を聞いてもらったり
時に実質的に助けてもらうこともあると思います。
そういうサポートは必ず必要ですね。
でも、それらが中心になってしまったら、
他人に自分の幸せを依存してしまうことになります。
その人達は、次にあなたが困った時にはもうそばにいない可能性があるし、
いても手を差し伸べてくれるとは限りません。
人からのヘルプはあくまでも補助的なものであって、
自分で試行錯誤してあれこれ考えながら
自分で自分を助けようとしなければならないんです。
なぜなら、人は自分の経験からしか納得できないからです。
お花がきれいだとか、お月さんがきれいだとか
そういう小さな幸せを感じるまでには、
修行としか言えないような葛藤の日々がありました。
私がまず取った行動は何だと思いますか?
まったくつながらないと思いますが、
勝間和代さんの本を読んだことです。
なぜ、それがちいさなしあわせへとつながってきたのでしょう?
つづく
