12 もしも上司がフラダンサーだったら


Photo by Kenji Kuroshima

人をネチネチいじめる上司。
何かと暗く陰湿な上司。
部下を同じ部署のみんなの前、
さらには他部署の人をCCに入れてさらしものにする上司。

人間としてかなり欠陥のある人が自分の上司になることは多々あることです。

彼らにいきなり、”部下をいじめるのをやめましょう”
”一緒に働く部下を大切にしましょう”
”愛をもって接しましょう”
と正論を言っても、きっとそんな言葉は通じないでしょう。

私がお風呂に入っていて浮かんで来たアイデアは、
「そうだ、上司もフラを習えばいいんだ!」ということ。

人をねちねちいじめたりさらしものにする人って、
きっと寂しい人なんだと思うんです。
愛を感じられない人というか。

そんな彼らさびしい上司達にはフラを!

フラはお教室のみんなで協力しあわないと成り立たないものなんです。
クム(フラの先生)も生徒もみんなで。
だから、彼らはフラを通してオフィスで一緒に働く仲間も同様に
協力し合わないと仕事が進まないことを感じるでしょう。
実際、生徒達の関係が悪ければ、それはたちまち踊りに出てくるもので、
ぎくちゃくしているときは踊っていてもなんか居心地が悪いものです。
だから一緒に踊っている仲間を普段からケアして大切にしようと
自然と思うようになるのです。
仕事の業績を上げるには、まず働く仲間を大切にすること。

また、フラにはクム(フラの先生)の存在がとても大きいです。
一緒に成長してきいたいと願う先に導いてくれるのは圧倒的なクムの存在で、
クムは踊りがうまいだけ、知識が豊富なだけでは生徒はついてきません。
その人間性を生徒は見ているのです。
いくら踊りがすてきでも、人間性を伴わないクムからは生徒が離れていきます。
彼らさびしい上司達は、クムを通して、自分の上司としての至らなさを痛感するでしょう。

彼らさびしい上司たちがフラダンスをすれば、
クムの偉大さ、クムのお教室に与える影響を体感するし、
一緒に踊る仲間の存在の大切さを心の底から感謝することになるので、
きっとそれは職場でのマネジメントにも生かされるはずなんです。

それに、フラを踊れば、寂しさもいつか消えてってくれてるだろうし、
そのさびしさが消えた先には、きっと仲間の愛を感じられるはず。
汗を流せば、あのネチネチ君も一緒に流れ出ていってくれることでしょう。

そして、自分のオフィスで働くみんなをオハナ(家族)として
大切にするようになるはず。

と、そんなことを妄想していたバスタイムでした。

結構、名案だと思うんだけどな。

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