456 感情への処方箋を出す

日々は自分が直面する問題への処方箋作り

と言えるでしょう。

色々人から教えてもらったり本で読んだ問題解決法は
そのまま自分に落とし込めるわけではないので
日々の経験の中で自分用にカスタマイズしていかなければいけません。

特に感情がからんでいる場合は、
こうすればこう、というのはすぐ解決法があるわけではなく
長い付き合いの中でわかったりもします。

人を回していかなければいけないとき
人には感情があることを考慮せず仕事だけをさせようと推し進めようとすると
思わぬところで誰かと誰かの感情が高ぶってトラブルが起こったりして
結局は自分にふりかかってきたりします。

ある程度の年齢になると、ある種のカウンセラー的要素も自分の中に持ち合わせていないと
仕事をサクサク進めていくのは難しくなるでしょう。

ただし、あまりに感情につき合う必要はなくて、
どう見てもちょっとガス抜きしてあげないと仕事がすすまないな、という時に
話を聞いてあげたり、ちょっと時間を割いてあげて感情を流してあげると
その人が前に進めるだけでなく
回り回って自分の仕事が進むことになるのです。

会社は仕事をする場所。
でも、自分の仕事だけを淡々としていればいい場所ではなく
時に一緒に働く人の心にお薬を処方してあげる必要のある場所なのです。

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