事実を積み上げる
ことがオフィスで巻き起こる感情の渦から抜け出て
冷静にその渦を眺めることのできる一つの方法です。
”事実を積み上げる”というのは、
自分が仕事をきっちりやっているという事実です。
なぜ事実が感情の揺れに勝てるのか?
例えば、私の上司はよく部下のミスをさらしものにします。
部署内だけでなく、他部署の人を入れてかばうどころか部下のミスをさらしてつるし上げのようにするのです。
先日、私はさらし者にされたあげく、結果私のデータにはミスはなく上司の勘違いだったことがありました。
他部署のおえらいさん全員CCに入れてダメ出しされたので
私も全員をCCに入れ自分のデータは間違ってない旨控えめに主張しましたが、
私の感情はとても揺れました。
なぜ揺れたのかというと、
一つは、なぜ他部署の人を入れてダメ出しをするのか?
ミスだと思うならそっと耳打ちをしてくれればいいのに、
という守ってくれるべき存在のはずの上司への失意。
二つ目は、私のデータは間違っていない。と思いつつ、やはり自信がなかったりすること。
データの打ち間違いを結構してしまう私なので、一瞬あちゃ〜と思ったことによる動揺。
一つ目の感情に対しては、正直なす術がありません。
とても悲しいし、そういう人なんだと、ある種の諦めを持って接するしかありませんが
今後もいちいち揺れてしまうでしょう。
二つ目の感情の揺れに対しては対処の方法があります。
普段からミスをなくすこと。 自分の仕事をきっちり完結させること。
ようするに自分の仕事はちゃんとしてるという事実があれば、
自分の仕事への突っ込みには揺れないものだと思います。
また、普段からミスが少ない人の資料はミスがあるとも思われないので
粗探しはされないものです。
だから私の普段のそのデータ処理には突っ込みどころが満載だったわけです。
それは自分でもわかっているので”揺れた”わけですね。
自分の感情が揺れてしまった場合は、
まずは自分の仕事を手堅くミスなくやることです。
ちゃんと仕事をやっている事実を積み重ねれば
自分の仕事内容に対する揺れはなくなりますし、
普段からの仕事ぶりは周りもわかっていますから
何を言われてもそのサイコな上司への嫌悪感だけですむのです。
感情が揺れたとき、何に対して感情が揺れてるのかを一歩引いて見る訓練は
何においても必要になります。
