437 なりたい自分になっていく  

ぶっちゃけですが、会社で私にはオフィシャルにタイトルは付いていません。

アシスタントがいて仕事内容を見れば上司と部下という関係性ではあるのに、
私はアシスタントと同じカテゴリーに属しランクがちょっとだけ上という状況です。
それは私のセールスとしての新規開拓ができない私のパフォーマンス不足、
というのが一番の理由だそうですが、
他のセールスの人はパフォーマンスが悪かろうが全員一つ上の違うカテゴリに属していて、
お給料の額も全く違うので(私の倍以上であることは確か)、もう私は普通の女子社員でいいです。
もうセールスという仕事から外してほしい、と思うことがあります。
どうポジティブに考えても、うちの会社の風習というか歴史を見ると、
女子である私が今の状態からもう一段階上にあがることは多分ないので、
責任だけ重くなってお給料が変わらないなら、もう結構、と思う時があるからです。

また、私のもう一つの葛藤は、
私にはタイトルが付いていないのに、会社内での交渉相手はほとんど部長さんだし、
いろんなレポートも部長以上の人に提出しています。
時々私で大丈夫なんだろうか?と思いつつ、
タイトルなしの私が他部署の部長方々にお願いをしたりします。
たまに強気に交渉しなければいけません。
時々、いや、結構な頻度で割に合わないと思いつつ、日々過ごしています。

特にやりたくないあまり興味のない仕事で、責任だけ大きくなり、
今後昇進も昇給もほとんど望めない状況にあるとき、何をモチベーションに働きますか?

生活費のためというのが大きな理由なんでしょうけど、
それだけだとあまりにも虚しいですね。

最近の私のモチベーションというのは、かなりやけくそ感はありますが、
もう上司、部長のつもりで働こう、というものです。

きっかけは、アシスタントが成長してきたからです。
仕事が慣れて来たせいもあるんでしょう。
最近よくいろいろ提案してくるようになりました。
オフィシャルには私は上司ではないけど、関係性は上司なので、
いろいろと私なりにジャッジしてその提案に対して適切な意見をいわなければいけないし、
彼女も上司としての私に意見を求めています。
そこで、私はオフィシャルには上司じゃないので、なんて話にはならないのです。

そして、何より重要なポイントは
毎日一緒に働く人、つまり彼女にとっての私はとても重要な人物であるわけなので
彼女が仕事をがんばりたいと思える目指すべき上司としての背中を見せなければいけないと思うようになったのです。
プライドのようなものです。
素敵だと思われたいですしね。

だから、タイトルがなんだろうが、やりたくない仕事であろうが、なりたい自分になって行く。
こうありたい自分でいればいい。理想の自分になって行こうと思っています。
私は上司じゃないから〜、そんなお給料ももらってないし〜、とか
言い訳してる自分はもっとも美しくない、もっとも嫌な姿です。

オフィシャルなタイトルはなくとも上司の役割を果たすことができるのは、
今後の経験として生きてくると思ってます。

また、何かしらの結果は必ず後から付いてくると信じています。
来年の査定結果は、個人的なターニングポイントになるはずです。

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