気の合わない上司と何年も働くことは、
本当に疲れるし、あんな人の下では働きたくないというネガティブな思いのままでは、
なかなか自分のパフォーマンスを上げることも難しいです。
無理にその上司とうまくやる必要は全くないと思います。
ただ、自分の人と成りや仕事のやり方をわかってくれる人を増やす必要があります。
気の合わない上司以外の人との関係性はどうですか?
その上司以外の人は、自分の仕事を認めてくれてますか?
自分の周りを自分の味方で固めていれば、
周りの評価は回り回って、必ず上司の元に届きます。
私の上司は、私の部署の人はもちろん、工場の各部署、そして顧客にまで
私の仕事ぶりを チェックしています。
なので、私と上司は長年あまりうまく行っていませんが、
評価が悪かったことは、正直一度もありません。
だから、評価の度に、面食らうのです。
私が結果的に自分の部署だけでなく、他部署でも味方を増やしてたのは、
「他部署の人に助けを求められれば最大限協力した」、ということは一つ上げられます。
(他部署と言っても同じ会社の人なんですけどね。)
例えば、今でもありますが、あまり英語が得意じゃない方が多い部署があります。
特に必要性がないからです。
そこの部署の人が英文で資料を作らなければいけないとき、
英語で顧客に問い合わせしなければならないとき、助けを求められるんですね。
私はそういうことは出来る限り手伝っています。
他部署のことだし、何も私が通訳しなくったって、と思うこともごく稀にありますが、
頼られるとうれしいのでがんばってしまいます。
上司はそんなこと知りません。 言ったことありませんから。
でも、その利益を考えない小さい行動の積み重ねが味方を増やしていって、
その味方の方々は直接的じゃなくても、気の合わない上司の心をも動かすんだと
最近ようやく実感しています。
”何もしないのに、なぜだかうまく行った”、なんて村上春樹的なことは起こらないのです。
必ず、うまく行くことを、ポイントポイントでやってるはずなんです。
