年齢を重ねて行くと、
漠然と不安を覚えたり、どう生きていっていいのかわからなくて、
本を読んでも誰に話を聞いても行き詰まってしまう時があります。
でも、そういう大変な時期を支えてくれるのは、自分のコアの部分なんです。
「生きやすくするためのパスポート」では、そういう迷い多き時期を
生き抜くヒントについて書きました。
自分を肯定することが、つらい時期を生き抜くポイントだと私は思います。
でも、そういう大変な時に、自分を肯定するってなかなか大変で、
自分の良さを自分で見つけて自覚するのは至難のわざです。
いろいろ悩んで、自分には何もないと嘆いていた時期もあったけれど、
私には大好きなフラがある、と認識できたときから、ふっと心が軽くなったのを覚えています。
最初は、フラは趣味だから、と脇において、自分の人生の中の一部としては
捉えていなかったんですね、きっと。
私にはフラという、もう趣味でもない自分の一部であるものがあると思えたことは、
とてもとても大きな作用を私におよぼしています。
全国にざっと100万人いると言われるフラダンサー達。
その中で結構な割合の方が、私と同じように感じてくれているのではないでしょうか?
フラでなくても、何か自分がうちこめる自分の世界を持つ事は、
いろんな難しい局面を生き抜いていく土台となるのです。
