いつもいつも思いますが、
フライベントは楽しみほんの少々、ど緊張がほとんどで、複雑な思いで臨みます。
本番直前も、舞台袖で緊張をほぐすのに必死です。
いつも、前日はあまりよく眠れないし。。
そして、終わった後は、毎度毎度自分の踊りのだめっぷりに落ち込んで、
どうしようもない気持ちになったりするけれど、
でも、それでも、みんなと一緒に踊れてよかった!またがんばろう!と、
最後は幸せな気持ちで終わります。
特に最近は、踊れることの幸せを感じることの方が多いです。
先日、とあるイベントで踊らせていただきましたが、
緊張して踊っている瞬間、
風が吹き抜けていったのを感じて、
それはちょうど風のハンドモーションのときで、
その一瞬の風がとても心地よくて、
今このとき、この仲間と先生と一緒に踊れているなんて、本当にしあわせ、と思ったのです。
とても緊張している最中なのに。。
そう感じたのは、本当に1秒あるかないかくらいの瞬間だったけれど、
はっきりと覚えています。
Hula is life(フラは人生そのもの)で
フラをやっていれば、いつのときも幸せ!というものではなく、
長く続けていれば、落ち込むこともあるし、
どうにもうまく行かず、もう辞めようかな、なんて行き詰まったりすることもあります。
でも、Hula is life なので、人生と同じように山あり谷ありで、
いろいろありながらも、乗り越えながら進んでいくもんなんだと思っています。
大切なポイントは、「フラを踊りたい」、ということなので、
いろいろ迷う時は、自分は何をしたいのか?というポイントさえ見失わなければ、
”いろいろ”はとりあえず置いとくことができます。
私は、フラをもっともっと踊りたいし、
フラを踊っているときに、幸せを感じてるんです。
普段の生活の中で、私は幸せを見つけづらいタイプです。
時によりますが、ネガティブな面を見てしまうことの方が多い、この数年でした。
それでも、私はフラを踊っている時に幸せだと感じています。
それは、多分、とてもとても貴重なことなんだと、
あの一瞬の風に、改めて教えてもらった気がします。
普段、幸せを感じる瞬間はどんなときですか?
もし、「私はこれをやってるときが幸せ。この人といる時が幸せ」など、
幸せなポイントがクリアなら、多少それに関してシンプルに行かない事がいろいろあっても、
それはあらゆる労力をかけてでも守るべき、失ってはならないものなんだと思います。
幸せポイントが見つけづらい時は、
明らかな”幸せ”じゃなくても、心地よく感じるポイントとかを集めていくといいですよ。
自分が大切にしているものが少しずつ見えてきますから。
