時々、誰かの言葉に、なんで今そのタイミングで彼/彼女はそんなことを話すんだろう?
と疑問に思ったことはありませんか?
女子によくありがちな、まったく脈略なく話がどんどん変化して行って、
エンドレスにお話が終わらないということではなく(私はそれが大好きですが)
突然、何か目の前の人や、遠くの人が、意外なことを伝えてきて、
すごくおもしろかったり、その解釈に戸惑ったり、ということが、時々あります。
昨日は、あまり今はしょっちゅう交流しない兄から、
「ビリージョエルの初期の頃はいいぞ。最近はまっている。」
と、メールがありました。
あまりにも唐突だったので、何か兄がそのメッセージに暗号を隠していて、
助けてくれとか、何かトラブルに巻き込まれてるのでは?と思うくらいだったわけですが、
その後、とくにとりとめもないやり取りが続き、
「お前は英語がわかるんだから、余計聞いた方がいい」という結びとなりました。
まばたきをいっぱいしたくなるような感じで、まだ、頭のなかがクエスチョンな感じですが、
とりあえず、Piano man , My Life, Uptown girl, Just the way you are などをYou tubeで聞いてみました。
ビリージョエルだけでなく、優れたアーティストは年老いても味が出てきていいですが
やはり初期のころの研ぎ澄まされていて、少し荒削りで、心臓にダイレクトにくるようなピュアな歌声は、
自分の中の何か奥底にひた隠していた、隠さざるを得なかった、
ひたむきな部分を呼び覚ましてくれます。
音楽やアニメや考え方の趣味が、かなり似ている兄ですので、
そういうことを話しだすと、実は止まらないのですが、
彼がいいと言うなら、いいんだろう、と信用しています。
Piano manを聞いて、ブルースハープを吹きたいと思いました。
それが、彼のメールの解読結果か?!
いや、考え過ぎすね。
特に自分では進んで聞こうと思っていなかった、
いい歌が聴けてよかった、という感じでしょうか。
まあ、彼なりの、心配のメッセージなのかもしれません。
友だちや周りの人が、何か唐突に話し始めて、それが印象に残っていたら、
何か新しいことを知る、大切なことに気づくきっかけかもしれませんよ。
