「フラは、心の踊りである」と、何度もブログで書いていますが、
ただ、自分に陶酔して踊るということではありません。
そして、感じる心さえあれば、技術が伴わなくてもいい、というわけでもありません。
どちらかが欠けていても、
あまり心動かされることはないでしょう。
踊っているほうも、見ているほうも。
とても難しいことですが、ステップは冷静にクリアに、
でも曲が表している、風や雨や愛しい人を感じる 感覚は解き放つ。
そうすると、意図せずとも、美しい情景や、その踊る人の美しい心が
ハンドモーションや表情、全体感から伝わるものなのです。
私は、あまり、びっちりと、ぎちぎちに踊りを揃えようとかすることが好きではありません。
コンペティションなどでは、ガッチリとロボットのようにそろえることも必要なのかもしれませんが、
大切なことは、その踊っている曲を表現することだと思います。
冷静でクリアなステップとともに。
Photo by Kenji Kuroshima
