なぜ自分の世界が必要か

昨日の記事や、私がずっとプレイヤーになろうと言ってることの背景の一つに、
自分の母親のことがあります。

とってもチャーミングな母で、私は母が大好きなのですが、
最近歳を取ったせいか、時々だけど、人をうらやむようなことを言います。

私には、他の人にはない母の、人として素晴らしいところがたくさんわかるから、
ぜんっぜんうらやむ必要がないことは明確にわかるのに、
何度それを説明しても、あんまりわかってもらえないみたい。。

母は、結婚する前に、お茶とお花をずっと習っていました。
お茶は茶名も持っていましたので、高校生のころくらいからやっていたんでしょう。
(裕福な家庭じゃなかったのに、どうやってたんだろうなあ)
結婚してからは、経済的な理由もあったのか、時代なのか、
父がそいう趣味で家を空けることを許さず、母はそれらを続けることができませんでした。
今はもう何かしようと思えばできるはずですが、なかなか腰が重そうですね。。

もし、母がお茶やお花をずっと続けられていたら、
たぶん、全然違った風景が今、彼女の周りに広がっていたはずなのです。
私は、あんなにチャーミングで才能あふれる母が、時折、人をうらやんで落ち込んだり するのが、
悔しくてしかたありません。

趣味をしてなくたって、そのままで人としてとっても素敵だから、堂々としてればいいのに。。

でも、なかなかそうは行かないのは、私もわかります。
きっと歳を取れば取るほど、もしかしたらそうなのかもしれませんね。。

だからこそ、何でもいいから自分の好きな世界を持って、
自分を表現できる、明らかなものがあるっていうのは、やはり強いんです。

私が、自分の世界を持つことにこだわるのは、そういう背景もあるんです。

Related Posts with Thumbnails
このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - なぜ自分の世界が必要か このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr FriendFeedで共有